平成22年中における火災の概要
前年と比較すると、火災件数が1件減少、死者数及び負傷者数も減少しました。
- 出火件数は249件、前年比1件の減少
出火件数は249件で、前年より1件(0.4%)減少しました。
火災種別ごとに見ると、建物火災は130件で12件(8.5%)減少し、林野火災が6件で2件(50.0%)、車両火災が22件で3件(15.8%)、その他火災が91件で6件(7.1%)増加となっています。 - 出火原因の第1位は「放火(放火の疑い含む)」、続いて「たばこ」「こんろ」
全火災249件を出火原因別にみると「放火(放火の疑い含む)78件(31.3%)、「こんろ」31件(12.5%)、「火遊び」28件(11.3%)、「たばこ」22件(8.8%)、「電灯・電話等の配線」8件(3.2%)の順となっています。 - 火災による死者は6人、前年比8人減少
火災による死者は6人で、前年に比べると8人減少しました。火災種別ごとにみると、建物火災3人、車両火災2人、その他火災1人となっています。死者6人の内訳は、逃げ遅れ2人、放火自殺者4人となっています。
負傷者についても、42人で1人減少しました。 - り災世帯及びり災人員が増加
り災世帯は、115世帯で3世帯(2.7%)増加、り災人員も292人で29人(11.0%)増加しました。 - 建物焼損棟数、焼損面積、損害額が減少
焼損棟数は、154棟で18棟(10.5%)の減少、焼損面積は、2,450平方メートルで
2,320平方メートル(48.6%)の減少、損害額も2億4,215.9万円で3億3,820.5万円(58.3%)の減少となっています。
火災の原因のトップが放火
相模原市では昭和61年以降放火火災が火災発生原因の第1位で、全国的にみても毎年増加傾向にあります。放火による火災から身を守るには、整理整頓と監視が大切です。下記のチェックポイントにそって一度身の回りを点検してください。
☆☆☆放火防止のための安全チェック☆☆☆
- 家の周りに燃えやすいものを置かない。枯れ草は刈り取っておく
- ごみは、決められた日時に出す
- センサー付きライトなどを設置し夜間も家の周りを明るくしておく
- 物置や車庫にはカギをかける
- 車やオートバイのカバーには、防炎製品を使用する
火のそばを離れない
住宅火災の出火原因には毎年「こんろ」によるものが上位を占めます。中でも天ぷら油による火災は、危険性が広く知られているにもかかわらず、減少する傾向がみられません。少しだけならと火のそばを離れるのは、絶対やめてください。こんろを使用しているときは、どんな場合でも火を止めるまでは、目を離さないようにしましょう。
ライターの火遊びによる火災を防ぎましょう
子どもの火遊びによる火災のほとんどが、ライターによるものです。ライターの火遊びによる火災を防ぐには、周囲の大人の注意が欠かせません。次の点に注意しましょう。
- 子どもの手の届かないところにおきましょう
- 子どもに触らせず、火遊びの危険性を教えましょう
- 不要なライターはきちんと捨てましょう
- 子どもが簡単にいたずらできないライター(チャイルドレジスタンス機能)を使いましょう
住宅用火災警報器を設置しましょう
住宅の防火対策につきましては、消防法及び市火災予防条例の改正により、平成18年6月1日から住宅用火災警報器の設置が義務化され、既存住宅への猶予期限が平成23年5月31までとせまっています。
相模原市では、平成22年中、建物火災130件のうち、住宅などの火災が80件発生しています。また、平成18年6月の義務化以降、住宅用火災警報器(自動火災報知設備除く)が設置された住宅での火災による死者は発生していません。さらには、住宅用火災警報器を「付けててよかった。」という奏功事例が急増しています。この奏功事例では、火災に至らなかったり、ぼやで済んでいるものがほとんどで、明らかに設置の効果が現れているものと考えられます。
住宅用火災警報器は、火災による煙または熱を感知し警報を発するもので、火災を早期に発見することにより迅速な消火及び避難が期待できるものです。
火災から尊い命を守るため、「住宅用火災警報器」を設置しましょう。
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