成人気管支ぜんそく調査の結果がまとまりました
厚生労働省の全国調査の一環として国立病院機構相模原病院臨床研究センターと共同で、昨年9月に市内の若松地区、上溝地区に在住の20から79歳の人を対象に「成人ぜんそく有病率調査」を行いました。
調査は各世帯に調査用紙を郵送し、回答をいただき、若松地区では60.6パーセント、上溝地区では64.0パーセントの回答率でした。
調査結果の一部を紹介しますと、最近12ヶ月の喘鳴(ぜいめい)(「ぜーぜー」「ひゅーひゅー」というぜんそくの症状)の出現率は、10.6パーセントでした。年齢・性別にみると、10・20歳代の若年層と、60・70歳代の高年層で男性の有病率が高く、30・40歳の年齢層では女性の有病率が高くなっていました。(図1)
このことは、全国の調査結果と一致していました。
鼻アレルギーや喫煙は喘鳴(ぜいめい)の危険因子としてあげられますが、図2の質問項目の回答状況が示すように、質問7の回答結果では花粉症も含めた鼻アレルギーの有病率が高く、特に女性では50パーセントを超えていました。
質問内容
質問1.最近12ヶ月喘鳴発生率
質問5.ぜんそく診断既往率
質問6.現在ぜんそく治療薬使用率
質問11.COPD(慢性閉塞性肺疾患)診断率
質問7.鼻アレルギー有病率
質問9.喫煙経験率(現在および過去)
質問13.ペット飼育率
質問9の回答結果では、喫煙経験率(現在および過去に一年以上喫煙経験がある割合)も高く、両地区とも男性は、60パーセント以上で、女性は20パーセント以上でした。
また、質問1と質問5、質問6、質問11等の回答状況をみるとから、医療機関へ受診せず、喘鳴(ぜいめい)を放置している人がいる可能性があると考えられました。
ぜんそくの発作は命に関わります。症状がある場合は、早めに医療機関を受診してください。
今回の調査結果は、国の気管支ぜんそくの病態(びょうたい)と発症(はっしょう)因子(いんし)解明の研究等に活かされます。調査にご協力いただき、ありがとうございました。調査結果の詳細につきましては、独立行政法人国立病院機構相模原病院臨床研究センターのホームページに掲載されています。
- 独立行政法人国立病院機構相模原病院臨床研究センター(外部リンク)
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